正しい箸の持ち方ができずに大人になったすべての仲間たちへ

思考のキロク
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先日、Twitterにて、「お箸の持ち方」をめぐって議論になりました。
大まかに説明すると、 娘さんが先生から「お箸の持ち方がおかしい。お嫁にいけんよ」と言われた母親がヒートアップしてツイートしたことをきっかけに、
様々な意見が飛び交い、議論となりました。
その様子は、togetterにまとめられていますので、そちらをご覧ください。

小学校の先生に「箸の持ち方がおかしい。お嫁にいけないよ」と言われた話
まとめました。 更新日:6月27日11時27分

「お箸の持ち方」については、私自身も思うところがあり、
いつか記事にしようと考えていたところでした。
その矢先にTwitterのトレンドに上がるほどに盛り上がったため、
急遽記事を書き上げた次第です。

正しい箸の持ち方はこちら

実は私も、いわゆる「正しい箸の持ち方」ができていない側の人間です。
スプーンを持つような持ち方で、「平行箸」とか「スプーン箸」と呼ばれるそうです。

両親の名誉のためにあらかじめお伝えしておきますが、
箸も含めて食器の使い方は、幼少期に教育されてきました。
しかし、それでもできないまま、今に至ります。

幼少期のおぼろげな記憶をたどってみると、

  1. スプーンの持ち方をマスターした
  2. スプーンの持ち方を、箸の持ち方にも転用した
  3. あ、この持ち方でも問題なくね?
  4. そして今に至る ←New

と言った感じでしょうか。
今となっては、この持ち方のほうがスムーズに食事をすることができます。

時々練習も兼ねて、いわゆる「正しい箸の持ち方」を試してみることもあるのですが、
細かいものを食べる時にどうしてもうまくできず、結局元に戻してしまいます。
こんな持ち方、みんなよくできるなーと、試みるたびに思います。

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「なぜ正しいか」の答えがなく、できない場合のデメリットしか見つからない

話題になる以前から気になって、「正しい箸の持ち方」の情報を調べたことがありました。
「なんでこれが正しい持ち方なの?」って聞かれた時に、説明できるようにするためです。
しかし、「正しい箸の持ち方」自体はあるものの、それがなぜ「正しいとされている」のか、
納得できる答えは見つかりませんでした。

それどころか、箸についての起源や歴史すら、
「正しい箸の持ち方」で検索して出てくるようなサイトからは見つかりませんでした。

以下のような情報がどこかに無いかと探してみましたが、ついに見つからず。

  • 明治時代にはこんな箸の持ち方が主流でした
  • この時代の箸の流行はこんなデザインです
  • 過去にはこのような持ち方が流行って、様々な経緯を経て今の持ち方になりました
  • 〇〇流の箸の持ち方が、現在では正しいとされています

検索しても見つかるのは、

  • 正しい箸の持ち方のフォーム
  • 箸の持ち方が上手にできないと、育ちが悪いと思われる
  • やってはいけない箸の使い方

と、そんな情報ばかり。この記事を書いている今も探してはいますが、
あまりにも情報が見つからないため、調査は一時中断し、記事を執筆しました。
※また後日、改めて調査してみます。

「綺麗な箸の持ち方」と言い換えたら腑に落ちた

  • 正しい箸の持ち方じゃないと、育ちが悪いと思われる
  • 正しい箸の持ち方じゃないと、小さいものとか食べにくいでしょ

なんて答えで心の中のセイジ少年が納得するはずもなく。

  • 別に気にせんかったらええやん
  • むしろそっちの持ち方のほうが食べにくいんだけど

と言われたら、返す言葉もありません。

そうやって試行錯誤するうちに、ある考えにたどり着きました。

「”正しい”という表現自体が、
そもそも適切ではないのでは?」

そう思い立ち、適切な表現を当てはめてみたところ、
こんな表現が、一番当てはまりました。

綺麗な箸の持ち方」

これが思い浮かんだことから、今まで腑に落ちなかった部分が、
次々に腑に落ちてきました。

「正しい」か「正しくない」の2択だと、
普遍性があるものとして解釈してしまいます。
しかし、肝心の「正しさ」が見つからないため、
そこで思考が停止してしまいます。

しかし、「綺麗」か「綺麗じゃない」の2択であれば、
ある程度の普遍性はあるものの、同時に個人差もあることが表現できます。
美的感覚って、人によって違いますし。

「綺麗な箸の持ち方」であれば、たとえ自分はそう思わなかったとしても、
「世の中のみんながそう言ってるんだから、綺麗なんだろうなー」
と解釈することもできます。

間違った箸の持ち方も「綺麗じゃない箸の持ち方」であれば、
「確かに言われてみればあんま綺麗じゃないかもな」
と解釈することもできます。

そして、お箸の持ち方を厳しく見るひとに対しても、
「見た目の美しさへのこだわりって個人差あるから、
 厳しい人もいれば、あんま気にしない人もいる。
 そこの相性の良し悪しは理屈じゃない部分もあるから、
 どうしても合わない時はしょうがないね」
と解釈することができました。

「正しいかどうかは俺も分からんけど、綺麗かどうかで考えてみたら分かりやすいんじゃない?」
そう考えることで、ようやく心の中のセイジ少年はひと段落しました。

「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」への恐怖

お箸の持ち方に限らず、食事のマナーがきっかけで恋人に振られてしまったことや、
結婚が破談になってしまった事例もあります。
人間が理屈だけで動いていない以上、
どんな理由で振られてしまっても、ある程度は仕方ありません。

そんな人が身近にいた場合、言葉をかけるとしたら、
「そりゃあ残念だったね。気持ちが落ち着いてゆっくり考えられるようになったら、
 直せそうなところは直してみたらどう?」
ぐらいしかありません。

しかし、「お箸の持ち方」が理由だった場合、
異常なまでに攻撃的になる人が多いように思います。

  • お箸の持ち方ができないお前が悪い
  • お箸の持ち方ぐらいできるようにすればいいだろう
  • お箸の持ち方に疑問を持つこと自体、人間性を疑う

まるで、「できない人は頭がおかしい人」だと言わんばかりの勢いで、
罵倒するような言葉を投げかけてきます。
このような、
「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」
が、お箸の持ち方の話題にあがるたびに頻繁に目に入ります。

同じ食器であっても、「ナイフやフォークの使い方」が
正しくできなかったからと言って、そこまで攻撃的な言葉を投げかけるでしょうか?

もちろん、食事のマナー自体に厳しい方なら、
言葉に出さずとも、思う人もいるでしょう。
しかしそれは、「ナイフやフォークの使い方」に限らず、
食器の使い方や片付け方、特定の食品(魚など)の食べ方等、
多岐にわたるはずです。

そして、そこまでマナーに厳しい人であれば、
「公の場で細かく指摘することもまた、マナー違反」
であることも心得ているはずです。

そして、勝手な憶測であることを承知の上で言うと、そういった
「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」
が、そこまで細かいマナーを知っているとは思えません。

「正しいお箸の持ち方ができない」という事に対してのみ、
過剰なまでに反応し、おそらくはその自覚すらない。

いくらこちらがお箸の持ち方を直したとしても、
「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」
の認識が変わるとは思えないですし、
今度は別の話題でこちらを攻撃してくる可能性すら感じてしまう。

そんな「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」
の自覚のない攻撃性には、恐怖すら感じてしまいます。
そんな人からいくら直せと言われても、
「そうだな、直さなきゃな」とは思えません。
それどころか、
「こいつらの言うことを聞いたら、どんな目に遭うか分かったもんじゃない」
と、余計にかたくなになってしまうだけです。

自分や家族の育ちや人間性を否定されて、傷ついたり腹が立つのは当然の事

マナーや作法の話以前に、自分や家族の人間性を否定されて、
傷ついたり腹が立つのは当然の事です。

自分を否定されて平気でいられる人はいません。
たとえ自分が原因でそのような言葉をもらったとしても、いい気分はしないものです。
(相手を傷つけてしまったことが原因だった場合は、いい気分でなくとも反省と謝罪はしましょう)

また、最初は平気であっても、
同じ話題が出た時に何度も否定的な事を言われたり、嫌な思い出が積み重なれば、
話題にあがるだけで嫌な気分にもなりますし、警戒もします。

年収の話題をきっかけに自慢話やマウンティングされ続けて、
年収の話題そのものを嫌うように。

結婚の話題をきっかけに早く結婚しろと言われ続けて、結婚の話題そのものを嫌うように。

それと同様に、「お箸の持ち方」の話題をきっかけに人間性を否定され続けて、
「お箸の持ち方」の話題そのものを嫌うようになった。
それだけの話なのです。

あなたの怒りや悲しみは、当然の感情なのです。
たとえ周りに理解されなくとも、あなたの感情は、
何からも、誰からも、否定されるべきものではありません。

それがたとえ、家族や友人からの言葉であったとしても。
それがたとえ、心からの善意で発した言葉であったとしても。

余計な争いを回避するために、「お箸の持ち方」を身に付けておいて損は無い

とはいえ、 「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」 が、
今すぐ認識を変えてくれるわけでもありません。
そんな人はネット上だけでなく、どこにでも潜んでいるのです。
毎回戦っていてはキリがありません。

そんな争いを回避するためにも、
「お箸の持ち方」を学んでおくことは、非常に有効な手段と言えます。

「何であいつらのためにこっちが折れないといかんのじゃ!」という意見はごもっともですが、
認識が変わるまでには年月がかかります。
今の状況をなんとかする手段としては、あまりに非現実的です。
であれば、「お箸の持ち方」を身に付けることが、現状では一番の回避策なのです。

長年で身に付いた持ち方がどこまで直るかはわかりませんが、
「パッと見では分かりにくい」程度までなら、案外すぐ直せるかもしれません。
(やったことないので推測ですが)

「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」 を黙らせるため・・・
というあまり前向きではない理由ではありますが、
今の持ち方にこだわりがなければ、挑戦してみるのも面白いと思います。
できるようなること自体は、いいことでもありますし。
最近では、「お箸の持ち方を矯正するための箸」も売られています。

というわけで、おススメの矯正用の箸をいくつかご紹介させていただきますので、
ご希望の商品がありましたら、是非ともお買い求めください。


定番品。これを買っておけば間違いないです

 

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普段使いもできるデザインで、 こっそり矯正できます

 

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そして、最後にくぎを刺しておきますが、
「お箸の持ち方」をマスターした後に、
あなた自身が

新しい「お箸の持ち方『だけ』異様に厳しい人」にならないように。

それだけは、どうかお気を付けください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

気に入っていただけたら、是非TwitterやFacebookなど、SNSでの拡散よろしくお願いします!

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